初のお客様に商品をお届け

以前、タウポの文房具屋から問い合わせがあり、テープディスペンサーを1ダースお取り置きするお約束をしていました。タウポは少し遠いのですが、初の取引なので、一度お店も見てみたいですし、荷物と引き替えにその場で小切手でお支払いいただけるということなので、自分で運転してお届けすることにしました。
そろそろロトルアで温泉に入りたいなと思っていたので、同じ方向のタウポに仕事で行く用事ができたというのはなかなか都合がよいです。

タウポまでは4時間のドライブです。土曜日は午前中しかやっていないというので、朝飯抜きで7時に家を出て、途中マクドナルドで朝食を取った以外、ひたすら走ります。なんとか11時過ぎにタウポの市街地に到着。土曜の午前中なのでモール(商店街)は混んでいます。

大手のWarehouse Stationaryがすぐ近くにあって、けっこうお客がたくさん入っているのに、我が取引先は、本当に昔ながらの文房具屋。ご主人が一人で店番をしていて、店内に客はいません。普通に事務機やオフィス家具などが置いてありますが、ゆっくり見られる雰囲気ではありません。たぶん一見の客はあまり重要ではなく、昔からのなじみの客にきめ細かく配達などをすることで成り立っているのでしょう。メールでお問い合わせをいただいていた女性(お嬢さん?)は不在で、お話を伺うことはできませんでした。

日本のどこの地方都市でも大手量販店が進出し、町の昔からの個人商店は対抗できず、世代交代を潮時にして次々と店を閉めていきました。タウポの文房具屋さん、どうなのでしょう。危機感を持った娘さんが、個性的な商品を取り扱うことにより、次の世代まで事業を継続していくことができるのか。

とりあえず、今のところニュージーランドでプロパガンダを扱っているのは、我がZuckerとTaupo Stationaryだけです。よろしくお願いします。

Mr.P - ONE MAN TRY
テープカッター