修復歴あり

横浜まで自力で運んだ我がスターレット号と修理工場で再会しました。
修理工場をやっている連れの実家の仲間の業者から入手した車を、完璧に整備してもらったつもりでしたが、修復歴が発見され、再溶接しないと輸入検査に合格しないらしいのです。前のオーナーが事故ったときの修復の溶接がこちらの輸入検査の基準では不十分らしいのです。確かに説明を受けて、修復箇所も見せてもらって納得しましたが、事故車なし保証の中古車屋で買ったわけではないので、これは完全に我々のリスクです。あと1000ドルあまり余分にかかるらしいですが、それでもまだこちらで同型車を買うより1000ドルくらい安いらしいので、ちょっと安心しました。
加えて残念なのは、タイヤを全て新品に替えたのが、かえって仇になったらしいことです。輸入検査ではJISマークが付いていない日本以外のアジア製のタイヤは不可ということで、せっかくの新品のタイヤはインドネシアと思いっきり書いてあります。JISマーク付きの中古のタイヤと再び替えてもらうことになり、さらに費用が上乗せされました。インドネシア製のタイヤは取っておいて、中古のタイヤが減ったらまた使うことにします。普通の車検(WOF)はそれでもOKらしいので。消耗後のタイヤを先に買ったと思えばこれはそんなに口惜しくないですな。
良かったのは車体の色が白でも黒でもないので、こちらでは価値が高いということを聞いたことです。まあ、売るわけではないので、今後の参考程度ですが。
初の自動車輸入は分からないことばかりでしたが、これでだいぶ詳しくなったので、次があれば、もっとうまくいくでしょう。