口座名を勝手に変えないでほしい

ニュージーランドの銀行では日本では考えられないようなことがしばしば起きるとよく聞いています。曰く、知らない人から突然お金が振り込まれていたと思ったら突然消えていたり、勝手に残高が減っていたり、云々。
ですので毎日のようにEFTPOSカードを使ってはいますが、実はあまり信用しておらず、EFTPOSカードを使った日は必ず、つまりほぼ毎日インターネットで口座の内容を確認しています。

今回はなんと口座の名前が勝手に変わるという不思議な現象が起きました。

以前の記事に書いたように、先日共同口座にしたので、一昨日までは口座名は「T & Y」だったのですが、昨日インターネットで見ると、突然「T & T」になっているではありませんか。
残高はチェックしていましたが、まさか口座名が変わるとは盲点でした。私は気がつかず、偶然モニタをのぞき込んだYが第一発見者となりました。(もちろん自分の全財産から名前が消えているのですからYにとっては一大事です!)

翌朝、朝イチで電話で質問したところ、電話用の取引暗証番号が分からず、まずオペレータに事情を説明して、暗証番号を設定してもらい、やっと要件に入ったところ、結局窓口に行けとのこと。だったら初めからそう言えって。無料で電話オペレータと話ができるのは月5回までなのに1回使ってしまったではないか。

で、窓口です。最初に声を掛けた人は、事情がよく飲み込めず、前回共同口座にしてくれた担当が奥から出てきて、ようやく事の重大さに気づき、結局上の人が出てきて、個室に案内してくれました。

結局これもいろいろ調べた結果、これと別にビジネス用の口座を本社のビジネスチームに頼んで作ってもらっている関係で、本社の、ウエリントンの誰かが間違えてやっちまったらしいのです。

しかし、このローカルな郵便局の責任ある立場のように見える女性の態度は立派で、尊敬すべきものでした。的確に事情を把握し、口座名をちゃんと修正してくれたのはもちろん、本来の担当業務でないビジネス口座の方も口座名が間違っているので、許可を得た上で代わりに電話して事情を説明し、最後にきちんと我々にお詫びの言葉を述べてくれました。

まあなにしろKiwiなので日本と違うことがいろいろありますが、これからもKiwibankを使うと思います。

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