クルマはいくらかかったのか

総括第二弾として、車にかかった経費をまとめてみます。
東京に住む前には軽自動車のオーナーでしたが、東京に約5年間住んでいた間は車を持っていませんでした。
妻の実家が自動車工場なので、手頃な安い車(97年型スターレット)を譲ってもらうことができました。義父は多くを語らず、業者間の取引価格でこれをいくらで入手したのかは実際分かりません。おそらく数万円でしょう。

費用金額備考
日本側経費
輸出届出手数料350円陸運事務所に
名義変更手数料500円陸運事務所に
仮ナンバー手数料750円市役所に
陸送時の交通費8,860円妻の実家から大黒ふ頭
通関、港湾手数料9,000円ケイヒンさんへ
書類の送料600円EMS
NZ側経費
MAF(検疫)NZ$293.65
Delivery OrderNZ$25.00
港湾手数料NZ$95.00
申請書式NZ$7.00
船賃NZ$1,165.00
陸送費NZ$45.00
輸入時消費税NZ$238.62
輸入車検査登録NZ$506.25再検査のため高くなった
修復検査NZ$1,136.25修復歴があったため発生
代行輸入手数料NZ$500.00輸入代行業者take1さんへの手数料
登録料(6か月)NZ$244.00LTNZ(陸運局)へ
免許書換手数料NZ$84.00
実技試験受験料NZ$70.80
実技試験受験料NZ$70.802回目
自動車保険(1年間)NZ$809.43フルカバー(車両保険付き)
日本側合計20,060円、NZ側合計NZ$5290.80、合計約40万円。
ああ。引越以上にお金がかかっていますね。日本で数百万円も車にお金を掛ける人から見れば安いでしょうし、こちらでの移動の自由を得るためのコストとして当然と見ることもできるでしょう。廃車同然のスターレットにそんなにお金がかかるのか、という人もいるでしょう。要するにこれも高いか安いかよく分からない費用です。
前回の引越の総括でも述べたように、こういう移住に関するもろもろをまとめて引き受けて、まとまった費用をお預かりし、それぞれのプロフェッショナルに取り次ぐ移住コーディネーターがいるとしたら、ゼネコンや大手SIのごとく、大きな利益を得られるようになると思うのです。
EastWindのTom田中氏は、移住についての建築士を自認しておられますが、建築士の立場が弱いのは、いみじくも某姉歯氏の事件で明らかになったこと。彼もビジネスマンなら、建築士などでなく、ゼネコンを目指していただきたい。いや、本当はゼネコンを目指しているのかもしれないが、ブログでは商売のネタを明かすわけないか。