金利の課税はいくらなの

久しぶりに銀行の話をします。
他の銀行は知りませんが、Kiwibankは毎月月末に金利が付きます。Front Runnerという普通預金の金利が今日現在で4%、Online Callという期限を決めない貯蓄性預金が7.2%という猛烈な高さです。多少はまとまったお金を持ってきてるので、少しでも金利を生活の足しにすべく、いろいろ作戦を考える必要があります。Online Callは一部引き出すと、金利が0.45%低くなってしまうので、一部引き出すときは月の初めに全額引き出して、必要なだけ差し引いてまた残額を預け直したり、という、せこい(が金利の差は馬鹿にならない)ことをやっています。
そこで気になるのが、受取利息から天引きされる税金です。
日本では分離課税と称して、所得税が非課税の人も最高税率の人も非居住者も一律20%が有無を言わさず、天引きされてしまい、一切精算はありませんが、こちらは人により銀行が天引きする税率も異なるのです。
そのため納税者番号(IRDナンバー)を銀行に届けるようにと案内されています。しかし、よくわからないのが、税率です。
移住前にKiwibankに口座を作って初めてお金を入れた3月末は39%、窓口にパスポートを提示して、アクティベートしてもらった4月末は15%、IRDナンバーを報告した5月末はまた39%。移住前にEastWindに作ってもらったBank of New Zealand (BNZ)は、ちゃんと住所を報告して、ステートメントも送ってもらっているのに、いまだに非居住者扱いで0.2%です。
まあ、永住権が取れるまではそっとしておいて、永住権が取れたら、何か主張することにしましょう。
実際のところ、たぶん確定申告で精算することになるのでしょう。Kiwibankのインターネットバンキングのメニューには、3月末までの受取利息の額と、課税額がまとめて見られる画面があるので、これを使って確定申告をしなさいということかと思われます。