NZの物価はぶっちゃけどうなの

本やいろいろなサイトで、NZの物価は安いとか、安くないとか、いろいろ言われていますが、これから移住を企んでいる人にとっては(このブログを見ているかどうか知りませんが)、結局どうなのか知りたいところでしょう。
物価が高いか安いかは、何を買うかによって違うので、きわめて主観的なものです。統計でも国によって、基準が違うので、単純な比較は難しいです。
安物買いが好きな自分の、日本を発って2か月の今の感覚で言うと、全く同じと言うのが実感です。特に最近NZ$が安くなって70円で換算すると、もう何もかも同じと言っていいでしょう。とは言っても物によって高いものと安いものがあります。
NZの方が確実に安いもの
肉・野菜・パン
NZの方が高いもの
中古車
安い雑貨
ほとんど同じ
電気製品・パソコン(ただし種類が少ない)
電気料金(高いという人がいるが単価はほとんど同じ、ガスがないので消費量が多くなりがちと思われる)
卵・牛乳
バス代・ガソリン単価
家賃(広さが違うので単純に比較できないが)
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給料(安いという人が多いが、実は最低賃金(NZ$10.25/h)は東京都(714円/h)よりちょっと高い。)

思えば以前2001年に観光で訪れたときには1NZドルが55円くらいで、何を見ても笑ってしまうくらい狂ったように物価が安かった時代とは大きく変わりました。ただ基礎的な食料が安いことはこれからも変わらないと思うので、将来食糧危機の時代になったら、中古車が安い国より、この国に拠点がある方が生きるためには安心でしょう。
ただNZに暮らして、意外と良かったのは、人が皆優しくて親切で親しみやすいことです。物の値段はだいたいネットで調べて分かっていましたが、人の良さは暮らしてみて初めて実感したことでした。