失業中

ひさびさにこのブログに適したネタが出てきた。
5年以上同じ所で何度も契約更新しながらコントラクターをしていたが、昨年末にとうとう社内事情でチームが解散し、契約更新されないことになった。

打ち切りが申し渡されたのが12月の上旬で、今日ですでに2か月以上就職活動をしているのだが、今のところ7社の人材紹介に登録し、1回目の面接まで辿り着いて落とされたところが3社で、それよりも先に進んだところはない。クリスマス休暇で社会全体が動かない時期が2週間あり、1月中というのは夏休みの人が多く、あまり企業活動が活発ではない時期ではあったのだが、2月になると世の中は通常モードに戻り、その言い訳も効かなくなってきた。

2か月以上も職なしで家にいるのは精神的にあまりよろしくない。すぐ家族の生活には困らないくらいの貯金はあるが、この後支払う税金もあるし、すでに予約していた一時帰国もあるしで、計算してみたところ半年もすれば底をつく。

なぜなかなか仕事が決まらないのか、考えてみた。

当方のスペックとしては公式には

  • ASP.Net + SQL Server 6年
  • HTML, CSS, Javascript 8年
  • PHP + MySql 2年

というところで、これは以前のマネージャーにリファレンス取ってもらっても間違いない。
でも実際には、最初の数年は結構地味にHTMLの書き換えをやっていたり、後半はCMSを入れたので、ちまちまフォームのUIを作ったりというフロントエンドの仕事が多かった。バックエンドのデザインを設計をしたり、C#でごりごりロジックを書いたりという仕事は、そもそもあまりなかったし、そもそもチームの中でよりシニアなメンバーがやってくれていた。だから一見した年数の割には、.NETのデベロッパーとしては経験が乏しく、面接で少し突っ込んだことを聞かれると答えられないのだ。それが根本的な理由。

一問一答式の試験問題はずいぶん暗記したが、普通経験者を採用するのにそれだけのテストということはない。実際の経験の裏付けがない底の浅い知識はベテランと話をするとすぐにバレる。

昨日は、開発環境には入っていたが、自分ではほとんど使い方がよく分かっていないテストツールについて、CVに書いてあるのに、親切な誘導に引っかかって、使っていなかったとうっかり答えてしまうという、どうしようもない致命的な大失敗をした。これでは言い訳のしようもなく、かなり凹んだ。他にもいろいろ紹介してくれた人にも叱られるし、強烈なダメージだ。

就職活動の期間が長引くに連れて、前職でやっていたことの記憶も遠くなってきていて、常に緊張していないとまた同じような失敗をしかねない。

なるべく前と似たような仕事があれば良いのだが、フロントエンドの求人というのはあることはあるが、.Netの求人が毎日にように出てくるのに比べると少なく、なかなか出てこない。出てきてもかなりハイレベルな専門性が要求されるようで、面接にも辿り着かない。

現在進行中のこの件、また続報書きます。次は失業手当の話でもしましょう。