お釣りを間違えられた(ただし機械に)


ぼくの生活ではキャッシュを使うことがほとんどない。

妻はマーケットで買い物をするときに少しキャッシュを使うことがあるようだ。ぼくはふだんは電車通勤だが、まれに駐車代が必要な時くらいしかコインを使わない。クレジットカードでも払えるが、カードだと手数料を取られるので、コインがあったほうが安く停められるのだ。1ドル未満のコインは使うこともなく邪魔なのでいつも財布には入れていない。

そういうわけでたまにお釣りでコインを受け取ると、間違えられても気が付かないことがある。

人間がお釣りを間違えることは珍しくない。計算間違いはともかく、コインの見間違いは、ふだんキャッシュを見慣れていると思われる商店の人でも1ドルコインと2ドルコインを間違えることがあるので油断がならない。

いつもはスーパーではカードしか使わないのだけれども、今日は駐車場のためにコインが欲しかったので、セルフレジで支払ってお釣りをもらった。急いでいたので無造作に小銭入れに受け取った釣り銭を入れたが、後で見てみると、50セントコインの代わりに大きな10セントコインが混じっているではないか。ぼくがこちらに来た2006年に切り替わった古いコインだ。

写真上の3個のコインが釣り銭で出てきたもの。左から現行20セントコイン、問題の旧10セントコイン、現行の10セントコイン。下が現行の50セントコイン。

今更言っても仕方がないが、この日他に現金を使ったところはないので、間違いなくあのスーパーのセルフレジの機械が50セントと間違えて旧10セントを釣り銭に出したのだ。

では支払うときにこいつを入れたらどうなるかちょっと気になるところだ。