医療費無料

1歳の娘の咳が止まらず、呼吸も苦しそうで、夜もほとんど寝られない。食べたものもカーペットの上に吐き出す始末なので、医者に連れていった。
朝GPに電話して、要件を伝えると、すぐ同日の昼過ぎにアポイントを入れてくれた。我が家のGPは完全予約制で、行って待つことはあまりないのだが、今日は急患が入ったとのことで、少々待たされた。
よく子供の風邪くらいで医者に連れていくと、「こんなのはパナドール(市販の解熱鎮痛剤)飲んで寝ていれば直りますよ」みたいに言われると聞くが、今日はすぐに病院送りになってしまった。
ドクターがすぐその場で近所の公立病院に電話をして、先方のドクターと専門的な申し送りをし、紹介状を出してくれた。
公立病院は混んでいて予約がとても先になるという話も聞くが、今日はすぐ行ってくれと言う。
うちのGPは6歳未満は無料だ。*1だから支払いはないので、受付はスルー。そのまま車に乗って病院へ。
病院へ行き、小児科の受付で紹介状を出すと、すでに話が通っていて、待機していたナースが病室のベッドへ案内してくれる。
ナースが体重などを量った後、ほどなく優しい女医先生が出てきて、時間をかけて問診。吸引剤が利くかどうかを試すために間隔を空けて何回か吸引措置。この間1時間。結局この吸引剤とステロイド剤、抗生物質を処方してもらって、病院の薬局で購入して帰った。
公立病院は無料だから病院には「会計」がない。先生が帰っていいといったらどこにも寄らずにそのまま帰ってよい。ちょっと不思議な感じだ。処方薬は何種類もらっても1回4ドル90セント。*2
結局今のところ一番大きな出費は7ドル99セントのカーペットのシミ取り剤だ。

*1:GPによって違うらしい。

*2:前の労働党政権のときに決まったことだが、今のところまだ見直されてはいない。