クルマを追突された

以前のブログで、駐車中に何者かに蹴飛ばされたドアを板金屋で直した話を書いた。(車が凹(へこ)むと気分も凹む) ドアを2枚交換したが、excess(免責額)の300ドルだけで済み、翌年から保険料が上がることもなかった。

先日またクルマをぶつけられた。今度はラウンドアバウト(ロータリー状の交差点)で一時停止中に、後ろのクルマが追突したのだ。今回は相手が非を認めて、住所と氏名も聞くことができた。

損害は、リアバンパーの取り付けがちょっとずれたくらい。保険があるとはいっても、これではexcessの300ドル以下なのではないだろうかと思われた。相手の連絡先が分かるといっても、自分で連絡して交渉してお金を払ってもらうのは難しいだろう。結局自分で払うことになるだろうと覚悟した。

帰ってすぐに保険会社のWebサイトからクレームをした。前も書いたけれど、Webサイトのオンラインフォームに入力すれば、紙の請求用紙は書かなくてよいというのが良い。相手の住所氏名を入れるところもある。翌営業日に保険会社から電話があり、前回と同じパネルビーター(板金屋)に行くように指示された。意外だったのは、こちらが停まっていたので、excessは免除ということだった。

保険の契約を詳しく読んだことはないが、相手が分かっていて、加入者に責任のない「もらい事故」の場合には免責額が免除になるようだ。つまり自己負担ゼロ。

相手の言い分もあるだろうから、相手に連絡を取ったり、相手が保険に入っていれば相手の保険会社と交渉したりするのだろうが、そのあたりは全く関わる必要がない。助かる。

写真を取るからクルマを持ってきてくださいとパネルビーターから連絡があり、家人が持っていってくれた。その場で翌週の火曜日に作業を予約。

保険の承認がおりたのかどうか、その辺は何の連絡もなく、とにかく予約した火曜日にクルマを置いてくる。週末に車を使うのですがいつできますか、と聞いたところ、明日(水曜)の夕方とのこと。案の定、水曜日には何の連絡もなし。2回催促して、結局金曜日の夕方に引き取ることができた。

実は今回ぶつけられる前から、バンパーは自分でどこかにぶつけて少し傷が付いていた。今回のもらい事故のおかげで、自己負担なしでバンパーが交換され、すっかりきれいになった。安くない保険料だが、少しは取り返した気分だ。