白いシャツを着てゴールドコインを寄付しよう

明日早朝にサッカーワールドカップ1次予選の最終戦でNZチーム「オールホワイト」の決勝リーグ進出をかけた大事な試合がある。

欧米は寄付の文化だ。会社でチャリティーへの寄付を集めることはよくある。ちょっとした寄付にはゴールドコイン($1コインか$2コイン)が使われる。

ただ箱や封筒をもって誰かが集めるのではなく、寄付金集め(ファンドレイジングという)をお祭りやお遊びにしてしまうのがNZ流だ。よくあるのが建物の入り口でバーベキューグリルでソーセージを焼いて売るというもの。これは会社に限らず、大型小売店などでも週末ごとによく行われている。似たようなものに、クッキーなどを売りに来るというのもよくある。

少し分かりにくいのが、金曜日にジーンズを着てきて、ゴールドコインを寄付しましょう、というもの。スーツやワイシャツのクリーニング代を節約してその分を寄付しようということなのだろうか。周りの人に聞いてみたが、よく分からなかった。とにかくそういうものらしい。

Loud Shirt Dayというのもあった。確か聴覚障害者のためのキャンペーンで、Loudつまり大きな声、というのと、派手で目立つ、というのをかけて、派手なシャツを着てくる日。思い思いの派手なシャツを会社に着てきて楽しみ、もちろん誰かがコインを集めに来る。

で、明日は「オールホワイト」の大事な試合で国中が盛り上がっているので、白いシャツを着てみんなで応援しよう。(仕事が始まるときにはもう試合は終わっているけれど)。それで、寄付も集めよう。まあそういうことだ。