日本行ってきました(前回の訂正)

成田の入国審査で子供連れの人が誘導されるのはCREWではなく、その隣のPRIORITYだった。他にもPRIORITYの人はいて、前の人が成人の外国人だと指紋採取と写真撮影に時間がかかるのでちょっと待たされるけれど、一般の人よりは待たなくてよいことには変わりない。

まあ、それはよい。

前回の帰国のときの入国審査官に「戸籍謄本があれば日本人扱いになるんですが。」と言われたので、今回はこちらから「日本人なんですけど、戸籍謄本もあります。」と言ってみた。

今回の入国審査官は「短期の滞在でしたら外国人ということで」と言って、前回同様「上陸許可」のシールを貼ってくれた。

今回は別に何も困ることはないので、ごねるつもりはないが、事情によっては何とかならなくもないようだ。

たとえば「日本滞在中に、日本のパスポートを取りますか。」と聞かれた。

それはそうだろう。ニュージーランド人として90日の上陸許可で入国した人が、日本のパスポートで出国したら、それは別人扱いだろうから、90日を過ぎたら不法滞在のニュージーランド人がまだ日本国内に残留していることになってしまう。*1

とにかく、二重国籍の子供の入国はそんな感じ。

*1:ペルーにて受刑中のアルベルト・フジモリ氏も2000年に日本に亡命したときにはペルー人として入国し、2005年に出国したときには日本のパスポートで出国したはずなので、ペルー人としてのフジモリ氏は今も不法滞在のままではないかと言っている人がいる。たぶん公務員が職権で上陸許可を取り消せるだろうから、そんなことはないと思うけれど。